私たちが大切にしていること
――「最後の一個のお弁当」としてお作りするということ
熊猫軒では、
毎回、最後の一個のお弁当だと思ってお作りしています。
それは決して、
特別な日だけの話ではありません。
一つひとつのお弁当に、
「この一食が、今日いちばん大切な時間かもしれない」
そう考えて向き合っています。
冷めても、生きているお弁当
仕出し弁当は、
できたてをその場で召し上がる料理とは違います。
だからこそ熊猫軒では、
冷めた状態を前提にして、料理を設計しています。
・時間が経っても味が崩れない
・食べ進めるほどに満足感が高まる
・重くならず、最後まで食べ切れる
そのために、
味付け、食材の組み合わせ、油の使い方、
すべてを「引き算」で整えています。
お弁当の中に、意味のないお菜は入れません
熊猫軒のお弁当は、
見た目を埋めるためのお菜は一つもありません。
一品一品に、
主役を引き立てる役割があります。
・最初の一口を整えるもの
・口の中を切り替えるもの
・ご飯を引き立てるもの
食べる順番、流れまで含めて、
一折のお弁当として完成するよう組み立てています。
お持ちいただく方に、恥をかかせないために
会議、接待、法事、医療現場。
お弁当を選ぶ方は、
「自分が食べるため」ではなく
誰かのために選んでいることがほとんどです。
だから私たちは、
絶対に外さないお弁当であることを
何より大切にしています。
派手さよりも、安心感。
流行よりも、積み重ね。
何年もかけていただいた
お客様のお声をもとに、
少しずつ磨き上げてきました。
これが、熊猫軒の味です
最後の一個だと思って作ること。
過不足なく整えること。
冷めても成立すること。
それ以上でも、それ以下でもありません。
それが
熊猫軒の味であり、姿勢です。
熊猫軒 楠木 啓二郎
